ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁は、6月中旬のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ見送りを支持したことについて、さえない雇用関連統計やイギリス国民投票をめぐる不透明感が理由だと説明した。
(23日に実施されたマーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)とのインタビューで述べた)
それによると、総裁は5月の労働市場統計が偶然の内容だったかをFMOCで見極めようとしたことは妥当だったようだとし、イギリス国民投票はFOMCで自身の行動を決める要因になったと述べた。
総裁は3,4月のFOMCで利上げが望ましいとして反対票を投じていた。