イギリスEU離脱…懸念消えないまま…
イギリスのEU離脱問題について、各国の上層部や金融機関、投資家の懸念は未だ消えないままだ…
それに加え、EU加盟各国の将来的な見通しもまた、様々である。
スペイン銀行(中央銀行)のリンデ総裁は6日、イギリスの欧州連合(EU)離脱決定をきっかけにEUの将来について塾考する局面がくるとの見解を示した。
ユーロ圏の安定や景気回復への影響を判断するのは時期尚早と指摘した。
総裁はまた、高齢化や生産英の伸び悩み、高水準の公約・民間債務により、ユーロ圏の潜在的成長力が抑制されており、ユーロ圏への失望感と信頼欠如に繋がっていると述べた。
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また、当事者のイギリスでは、イギリスの新車登録がマイナスに割り込んだ。
EU離脱が月末需要に影響したと思われる。
イギリス自動車工業会(SMMT)が発表した6月の新車登録台数は、前年比0.8%減の25万5766台だった。
SMMTではこの4年強で2度目のマイナスとなったことについて、現時点で欧州連合(EU)離脱決定が影響を及ぼしたかどうかは判断できないとした。
国民投票が実施されたのは6月23日だったため、投票結果が月末の需要に影響を及ぼした可能性がある。
SMMTは市場縮小を回避するため、あらゆる措置を取るよう政府に求めた。