NY休場で総じて小動き!
米独立記念日でNY休場となる中、北米タイム午前の資源国通貨は、英EU離脱ショック後の急落幅を取り戻す動きが進んだ。
2日実施の豪総選挙は、与野党大接戦で優劣が明確にならない混迷となったが、豪ドル相場の大きな障害になっていない。
豪ドル/ドルは0.7545ドル、豪ドル円は77.41円まで上昇した。
NZドル/ドルも0.7241ドル、NZドル円74.27円まで上昇。
ドル/加ドルは1.2832加ドル、加ドル円は79.95円まで加ドル買い優勢となった。
ポンドドルも一時1.334ドル、ポンド円は136.82円まで上振れた。
資源国通貨と同様に、イギリスEU離脱後の急落幅を取り戻す動きが先行した。
しかし離脱までのスケジュールや新たな取り決め事項について不透明要因は多く、まだ状況は安定していない。
ほどなく失速し、ポンドドルは1.33ドル割れ、ポンド円は136円前半へ下押し。
ユーロドルは1.11ドル半ば、ユーロ円は114円前半で小動きだった。
ドル円は対資源国通貨でのドル弱含みを重しに、102円半ばで上値が重かった。
もっともNY休場とあって、調整中心の限られた値幅とどまっている。