人民元「覆面切り下げ」疑惑...
*中国がイギリス国民投票後の市場混乱に乗じ、人民元を切り下げているとの疑惑
*元は投票翌日の24日に急落し対米ドル5年ぶり安値を更新。ドル高が波及。
*人民銀は基準値を多少操作したのみで、元安阻止の大規模介入は実施せず。
*「対通貨バスケットでは基本的に安定」とも主張。市場は元安容認と理解。
*覆面介入ならぬ「覆面通貨切り下げ」(ソシエテジェネラル)の様相。
*富士通総研の主席研究員も同様の見解。「様子見ながら切り下げている」。
*「中国製造業の輸出競争力を見れば明らかに今の人民元は割高」。
*「輸出ドライブをかけるための元切り下げ、これからも続く」。
*「大変動の中なら気付かれない。(同じ)中国人として巧みだと評価できる」。
*人民銀は昨年8月に元を大きく切り下げ、国際金融市場を激しく動揺させた。