2016 6/28 株と為替の値動きです!
NY株式オープンは反発。
英EU離脱(Brexit)を受けてダウ平均は24日と27日の2営業日で870ドル下落した。
S&P500は終値で2000ポイントの大台は維持したが、200日移動平均線の水準2021ポイントを下抜け。
ただ、投資家の不安心理を示すシカゴのVIX指数は24日の25.76ポイントから23.85ポイントに低下しており、ボラティリティの点では24日は行き過ぎた急落だったようだ。
Brexitによる世界的な政治・経済の不透明感は長期化すると思われるが、Brexitの混乱を受けてスペイン総選挙で反EU派が伸び悩みをみせるなど、冷静さを取り戻す動きもみられる。
米国では年内の利上げが難しくなったと見方も増えており、低金利の長期化見通しは一定の下支えとなっている。
取引時間前に発表された、米1-3月期のGDP・確報値は前期比年率+1.1%と、市場予想を上回った。
一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)が注視しているインフレ指数の同コアPCEデフレーターは市場予想を下回ったほか、同個人消費は下方修正された。
この後はNYタイムズ午前中に米6月消費者信頼感指数などがある。
企業決算は取引時間終了後にナイキが発表予定。