キャメロン英首相は、国民投票で欧州連合(EU)離脱決定は尊重されるべきであり、正式な離脱交渉の開始時期はイギリスが決定すべき事項との立場を示した。
首相は会議で「(離脱)決定に疑問の余地がないことがは明白で、内閣は結果は受け入れられるべきとの見解で一致した」と指摘。
「イギリス政府は現時点で(正式な離脱交渉を開始する)リスボン条約50条の発動は行わない。これは国家の決定であり、イギリスのみが判断することだ」と述べた。
また国民投票の結果を踏まえ、EU離脱を阻止するような動きがあってはならないとして、議会を牽制した。