FRB議長証言、ドラギECB総裁も...
NY午前、イエレンFRB議長の議会証言では利上げに対して慎重な姿勢が改めて示された。
しかし「フォワードガイダンスに強く依存しない」など6月FOMC声明での示唆の有無によらず、7月利上げにもオープンな面に言及する部分もあった。
米長期金利は1.66%付近から1.68%台へ持ち直し、ドル円は104.60円付近で底堅く推移。
しかし長期的な米経済見通しは楽観的としながらも、生産の停滞や中国など海外情勢に対する懸念にも言及。
ドルや米長期金利の上昇に強い勢いはなかった。
ユーロ売りは先行。ドラギECB総裁が、必要となれば追加的な措置をとる姿勢を改めて示した。
ユーロドルは1.1243ドル、ユーロ円は117円半ばへ水準を下げた。
ポンドドルも1.46後半、ポンド円は153円前半と伸び悩み気味。
しかしユーロほどなく下げ渋り、それぞれ1.1260ドル付近、117円後半へ戻した。
原油先物の調整を受け、資源国通貨は重い動き。
加ドルは対ドルで1.2827加ドルまで加ドル安に。
豪ドル/ドルはNY入りにかけてつけた0.7513ドルから0.74ドル半ば。
NZドル/ドルは0.7169ドルから0.71ドル前半へ下押し。
同じく、豪ドル円は78.57円から78円付近。